食事と環境
昔から伝わる言葉に「食養成」というものがあります。これは、西洋医学では治せないほどの病気を、食生活で良い方法に変えていくという治療法です。
「医食同源」という言葉も有名ですよね。食と医療の源は、同じことを要因として来ているという意味です。つまり、“食”は遙か昔から大切なものだと認識されてきたのです。
体中の各部位、様々な不調と戦うだけの自然治癒力を発揮するには、エネルギーが必要です。このエネルギーは、食べた物のカロリーを熱量へと変える代謝によってもたらされます。この代謝をスムーズに行えないと、免疫力がうまく働いてくれなくなるのです。
代謝をスムーズに行うには、栄養を十分摂取する必要があります。栄養が不足していたり、栄養バランスが崩れていると、本来もっているだけの自然治癒力を発揮できません。
食事を大事に考えれば、それだけ治癒力が働くということです。
エネルギーの素になるのが食べ物ですが、それ以外にも、食べ物からはさまざまな影響を受けます。これは、想像している以上に大きなものかもしれません。
食事内容だけでなく、食事をする環境も大切です。美味しくないものを食べ続けていたり、“美味しくない”と思いながら食べていては、同じ内容でもエネルギー代謝が低下してしまいます。忙しさにかまけて料理の味もわからないような早食いも避けたいところ。さらに、ストレスからやけ食いをしたり食べ過ぎてしまうのも、もちろんNGです。
そうした食事の際の精神面は、ダイレクトに身体に伝わり、エネルギー代謝が正常に行えなくなってしまいます。